預金保険制度におけるその他の機能

「預金保険制度」とは、金融機関が預金保険料を預金保険機構に支払うことで、万が一金融機関が破たんしたりして、預金等の払い戻しができなくなった場合に、定期預金や利息の付く普通預金等は、預金者1人当たり元本1,000万円までとその利息が補償される制度です。

 
1,000万円を超える部分は、各々の金融機関の財産の状況に応じて支払われるため、部分的に支払えない可能性も出てきます。
保険金の支払にはかなりの時間が必要な為に、預金者が当座の生活費が必要な時は、しかるべき請求手続きをすれば、預金者の普通預金(元本のみ)について、1口座につき60万円を限度に支払いを受けられる制度があります。これは、預金者保護の一部を先に行うという意味で、「仮払い」と呼ばれています。

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仮払金の支払を行うかどうかは、破綻の発生後1週間以内に運営委員会で決定され、仮払金の支払を行う場合には、支払場所、支払期間、支払方法、支払取扱時間等が決められ、保険金の支払と同様、官報等に掲示されます。

 
また、破綻金融機関に借入金等がある場合は、預金と借入金を「相殺」することができます。例えば、住宅ローンを借りている銀行が破たんした場合は、同一銀行に預金等があれば、相殺することができます。ローン残高が1,800万円で預金額が、1,500万なら、預金額が1,000万を超えていても相殺出来るので損はしないのです。

 
この制度は、「預金保険法」により定められており、預金保険機構が制度の運営主体となっています。

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